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山形県最上地域の観光情報

最上地域観光協議会ウェブサイト


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山刀伐峠越え

「高山森々として一鳥声鳴かず、木の下・・・」。尾花沢の鈴木清風宅をめざす芭蕉にとって山刀伐峠は「おくのほそ道」最大の難所でした。

5月17日(陽暦7月3日)の朝は快晴となり、芭蕉と曾良は尾花沢・鈴木清風宅をめざし、「おくのほそ道」最大の難所といわれる山刀伐峠に向います。「封人の家」の当主が、山が深く迷うといけないと若い案内人をつけてくれます。案内人は屈強でさらに刀で武装しており、芭蕉は何かしらの不安を感じてしまいます。覚悟を決め芭蕉一行が山に分け入ると、そこは鳥も通わないうっそうとしたブナの原生林が立ちはだかり、苦労を重ねやっとの思いで峠を越えることができましたが、後に案内人から、ここはよく山賊が出没すると聞かされ、驚いたということです。
 

山刀伐峠

山刀伐峠封人の家を後にした芭蕉と曾良が、尾花沢に向かう途中に越えた標高約470mの峠。形状がかつて山仕事や狩りの際に使用したかぶりもの「ナタギリ」に似ていることからその名が付いたと言われています。現在、山刀伐峠の山頂へは舗装道路(旧道)が整備されており、芭蕉が辿った険しい山道は、遊歩道「歴史の道」として別にあります。この道は「二十七曲り」と言われ曲がりくねった山道で、うっそうとしたブナの原生林に覆われた手つかずの自然が、当時の面影を残しています。山頂付近には駐車場、トイレが設備されております。

地図

■お問合せ/最上町観光協会 TEL 0233-43-2233
 

山刀伐峠子持ち杉・子宝地蔵

山刀伐峠子持ち杉・子宝地蔵峠の山頂には地蔵様が祭られています。傍らに立つ老杉は幹からひこばえのように枝を伸ばし、「子持ち杉」と呼ばれ信仰されています。
 

尾花沢へ

5月17日(陽暦7月3日)昼過ぎ、尾花沢に住む鈴木清風宅に到着。新築されたばかりの養泉寺に宿泊。尾花沢には10日間に渡って滞在し、清風の見送りのもと次の目的地である立石寺へ向かいました。

 

山刀伐峠顕彰碑

山刀伐峠顕彰碑俳人・加藤楸邨の筆による『おくのほそ道』紀行の中の山刀伐峠に関する「高山森々として一鳥声鳴かず・・・」の一説が刻まれています。
 

立石寺から大石田へ

5月27日(陽暦7月13日)、10日間滞在した尾花沢を離れ立石寺へと旅立ちました。予定外の旅でしたが、人々の勧めもあって紅花を眺めながらの道中でした。翌日、立石寺で馬を借り再び羽州街道を渡り、高野一栄が待つ大石田をめざしました。