Tourist Spot
ハマグリ沼
はまぐりぬま
舟形町
- #自然・景観
- #湖沼・河川・渓谷・滝
- #アウトドア・スポーツ
- #登山・トレッキング
名前の由来はなんとハマグリの化石が採れることから。昔この辺りは海だったという説も。
トレッキング
舟形町松橋と大蔵村滝の沢を結ぶ林道の峠から葉山への参拝路だったという小路に入る。杉の植林地をしばらく歩く。湿った雪が大量に積もるためか、まっすぐ育った杉は少ない。植林地を過ぎると、美しいブナの林が広がる。起伏は少なく歩きやすい。大蔵村と舟形町の境となる峰沿いに道が続く。右が大蔵村、左が舟形町。右側は赤松川の支線に落ち込む急峻な谷となっている。約40分ほどで分岐点と出会う。左の小路をとり3分ほどでハマグリ沼に着く。右の旧参拝路を行くと、ハマグリ沼右側上部の縁を歩くことになる。見下ろすと、むきだしの砂岩が沼に落ち込んでいる。
静かな沼をブナやトチノキなどが囲み、葉山信仰の時代からのゆっくりとした時間が過ぎる。ハマグリ沼の付近の砂岩には、ハマグリの化石が埋まっている。
舟形町松橋は葉山への参拝口のひとつであった。薬師神社(舟形町松橋)に祀られる松橋薬師如来座像は、昔、葉山の本地仏として山頂に祀られていたと伝わる。室町時代まで葉山は出羽三山のひとつに数えられ、松橋からハマグリ沼を経由し、多くの人々が葉山を目指したことであろう。旧参拝路は、ハマグリ沼からさらに葉山に向かって伸びているが、途切れていないか否か不明。
登り口 | 登り口マップ |
難易度 | 初心者 ただし、初めての場合、ガイドの同行がお勧め。 |
所要時間 | 2時間 |
アクセス | 舟形町松橋の集落に、松橋薬師如来座像を祀る薬師神社がある。 神社から車で約10分ほど林道(松橋滝の沢線)を走ると峠に林道の案内板がある。 薬師神社までは、JR新庄駅から車で30分 |
Information
- 住所
- 舟形町堀内
- アクセス
- 舟形町松橋の集落に、松橋薬師如来座像を祀る薬師神社がある。
神社から車で約10分ほど林道(松橋滝の沢線)を走ると峠に林道の案内板がある。
薬師神社までは、JR新庄駅から車で30分
- 駐車場
- 無し