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Tourist Spot

長沼・男沼・馬頭観音

ながぬま・おぬま・ばとうかんのん

歴史深い神秘の沼 美しい棚田の景色も楽しめる

大蔵村

  • #自然・景観
  • #湖沼・河川・渓谷・滝
  • #アウトドア・スポーツ
  • #登山・トレッキング

四ヶ村の棚田(日本の棚田百選)で有名な豊牧(とよまき)、滝ノ沢(たきのさわ)、沼の台(ぬまのだい)、平林(ひらばやし)の四集落のほぼ中央に位置する。赤松川の左岸に長沼・男沼・女沼の三つの沼とブナの二次林が広がる。長沼・男沼の東の尾根に登ると、東に滝ノ沢集落と棚田、眼下には南北に流れる赤松川が臨める。また、男沼と女沼の間の尾根に登ると、豊牧の棚田が臨める。

長沼(ながぬま)・男沼(おぬま)は、ルリイトトンボや貴重な水生植物が生息し、山形県の里山環境保全地域に指定されている。また、長沼付近にある馬頭観音は享保12年(1727年)に創建され、人々の信仰を集めている。
美しいブナ林に遊歩道や休憩所などが整備され、身も心もリフレッシュしながら散策できる。春の新緑、秋の紅葉など四季折々の表情が楽しめるほか、冬はかんじきで歩ける。展望台からは四ヶ村の棚田の雄大な景観を望める。
長沼は年間を通してほとんど水量が変化しないという神秘的な沼。昔、馬頭観音の前を馬にまたがって通ろうとした殿様が馬頭観音の前で落馬し、それに怒った殿様が長沼の水を枯らそうとしたところ、白馬にまたがった老人が出てきてたちまち水を元に戻し、殿様が恐れ逃げ帰ったという伝説がある。
滝の沢地区には、2つの滝が上下に連なっている男滝(おだき)・女滝(めだき)がある。

かんじき・スノーシュートレッキング

冬はブナなど広葉樹が落葉しているため、天気に恵まれれば周囲の棚田と集落の眺望が良好。棚田と雪が作り出す光景に、時間を忘れる。
キツネ、ウサギ、リスなどの足跡を追いながら、だれも踏んでいない雪原を歩くのは楽しい。長沼・男沼の東の尾根は、赤松川に断崖が落ち込んでいるため、雪庇を踏みぬかないように注意。
駐車場まで除雪されていないため、近くのふるさと味来館駐車場を利用し、そば料理も堪能しよう。

長沼・ブナ林のミズバショウ

山形県里山環境保全地域に指定されている長沼・ブナ林。春になるとミズバショウが咲き、また長沼では初夏になるとサギソウやヒツジグサなどの可憐な花が見られます。

開花期5月上旬
アクセス新庄駅から車で45分
お問い合わせ大蔵村観光協会(肘折いでゆ館内)
TEL:0233-34-6106

Information

登り口
長沼駐車場 マップ
積雪時は、除雪しないため駐車不可。ふるさと味来館の駐車場などを利用。
難易度
初心者
所要時間
2時間
アクセス
JR新庄駅から車で45分
駐車場
長沼駐車場20台
女沼駐車場5台
積雪時は、除雪しないため駐車不可。ふるさと味来館の駐車場などを利用。
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