Tourist Spot
西ノ前遺跡公園「女神の郷」
にしのまえいせきこうえん めがみのさと
舟形町
- #歴史・文化
- #史跡・名勝・庭園
平成4 (1992) 年に尾花沢新庄道路の建設のため、県教育委員会による発掘作業が行われました。
遺跡からは9棟の堅穴住居跡のほか、食物を貯蔵していたフラスコ状土杭、土器などを大量に廃棄した沢状の落ち込み遺構が検出されました。
堅穴住居跡は長さ10m前後、幅3mほどの長方形となるものが多く、集落の中心に向かって円形にめぐっているようです。
調査区南側からは落ち込み遺構が検出されています。東西方向に長さ36mにわたって集落を分断しています。深さは検出した面から2mを計ります。この落ち込み遺構からは、縄文土器、石器、土偶など、整理箱にして約750箱もの遺物が出土しました。
縄文の女神は、その遺構から、直径5~6mの範囲で5辺(頭部、胸部、腰部、脚部)に分かれて出土しました。高さ45cmとなり、日本最大の縄文土偶となっています。
また、土偶造形のひとつの到着点を示す優品として、平成24年に国宝に指定されました。
Information
- 住所
- 舟形町西堀
- お問い合わせ
- 舟形町教育委員会 0233-32-2246
- アクセス
- JR新庄駅から車で15分JR新庄〜舟形間10分 舟形駅から車で3分
- 駐車場
- なし